CINEMA STUDIO28

2014-01-20

Cinema memo : Jacques Tati!!

 
ジャック・タチ、10代の頃に京都、三条河原町上がったところにあった今は亡き朝日シネマのレイトショーで喰い入るように観て以来、ずっと好き。いつも終電ギリギリで毎晩、三条京阪まで走って電車乗ってた。
 
 
4月、イメージフォーラムでジャック・タチ映画祭とのこと!ラインナップ観ると、珍しいのあるなーと思ったら、全監督作一挙公開とのこと。これはレアやで・・(涎)
 
 
長い映画鑑賞生活で意識せずとも積もりゆくタチアイテム。ブルーのチラシはいつのだろう?ヴァージンシネマズ六本木ヒルズって書いてある。TOHOシネマズ化する前?特集といえば定番は「ぼくの伯父さん」シリーズ、「プレイタイム」プラスαなのよね、いつも。今年のイメージフォーラムのは豪華。
 
 
今は亡きエスクァイア・マガジン・ジャパン発行のタチ本。2003年の本。エスクァイアの映画本は今でも持ってるのが多いなあ。
 
 
 
これは2007年、パリのシネマテークの本屋で買ったタチ特集。
 
 
4月、上映される予定の「フォルツァ・バスティア」は去年メゾンエルメスのスポーツ映画特集でかかったのを観た。撮ったもののタチが撮影に満足せず公開拒否してお蔵入りだったのを、娘さんが2000年に編集したというレアもの。地元のチームが史上初のサッカー・ヨーロッパ杯に出場することになったのを喜ぶコルシカ島の人々を撮ったドキュメンタリー。ドキュメンタリーのはずなのに、次第に島の人々がタチに演出されてるみたいな動きに見えてくるのが見もの。
 
 
メジャーどころでは「ぼくの伯父さん」シリーズも好きだけど、「プレイタイム」が得体の知れない狂気を感じて一番好き。東京っていつもどこかで魅力的な映画がかかってて身体がいくつあっても足りない。4月が待ち遠しい!