CINEMA STUDIO28

2015-03-24

Lubitsch touch!!




もうすぐ刊行されるエルンスト・ルビッチについての本を楽しみに待ってるのだけど(3月末だと思ったら、4月に発売が延びている。早く読みたい・・)、読破したらば、あとは映画館にルビッチがかかるのを気長に待つんだ・・・東京で期待できるのはシネマヴェーラで年2回ある「映画史上の名作」特集で、運が良ければ夏と冬それぞれ2、3本かかるから、年4、5本ずつコツコツとフィルモグラフィを制覇していけるかな・・・と、けなげな計算をしていたのだけど、映画の神様がけなげな私に微笑んでくれたようで、本の刊行にあわせて、シネマヴェーラでルビッチ特集が!4月から5月にかけて!全19本も!!






スケジュールも出ている。なぜ「花嫁人形」は1回しか上映がないのか。観られなさそうなことがほぼ確定して今から辛い。でも、すでに観たものも時間の許す限り再見するのだ!





ルビッチがディートリッヒと組んだ「天使」、何年か前に観たのだけど、また観たいなぁ・・でもDVDで?と思っていたので嬉しい。自分で小型飛行機を操縦しながらパリに向かう、ディートリッヒの登場シーンからもはや素敵。物語の筋の記憶が薄れてしまった今でも、大人の女の振る舞いとは何か、と考えるとき、この映画のディートリッヒのことを思い出したりする。


でも、ディートリッヒはこの映画、好きじゃなかったようで、自ら批判するコメントをしたとか。そのあたりも本を読めば詳しく書いてあるだろうか。









撮影中にあったと思われるルビッチの誕生日、ケーキを食べさせるディートリッヒ。仲良さそうなのに・・・仲良さそうなその表情ももしや演技・・・?女優って・・・。