CINEMA STUDIO28

2015-06-11

Chanel et...

 
 
新しい顔、ください!と、仕事帰りに銀座三越化粧品フロアのシャネルのカウンターへ。前にも書いた気がするけど、この店のスタッフの方がそうなのか、シャネルの教育がそうなのか、さっぱり的確な接客で気持ちいい。今日担当してくださった方も、このアイシャドウ、付属で折りたたみ式のブラシがついてるけど、指で塗ったほうが手早くて綺麗です。など、合理的なアドバイス満載で、化粧品の購入にあたっては、なるべく面倒じゃない方法で、いい大人が失礼じゃないレベルの見た目になり、素早く外に出たい。という冷めた要求の私にぴったり。バッグ持ってると手がふさがって不便だから肩からかけられるようにしといたわ。ってココ・シャネルもきっと合理的発想の女だったのだろうと思う。
 
 
そして最後、箱の中身を一緒に確認しながら、リップグロスのパッケージ、テスターとデザインが違うんです、ワンタッチで開けられるようになっていて…と説明していただいたので、綺麗で便利なパッケージですね、って感動していたら、そうなんです、このグロス、塗ってる姿もかっこいいんですよ。と言われたのでグッときた。そういう話をさらっと聞きたいのよ。
 
 
 
 
何年か前、シャネルの伝記映画が3本、立て続けに製作された時、オドレイ・トトゥ、シャーリー・マクレーン、アナ・ムグラリスがココ・シャネルを演じ、アナ・ムグラリス(「シャネル&ストラヴィンスキー」)のクールさが私の想像するシャネルに近かった。 声も低くて、媚びない感じ。
 
 
赤のネイルは「CINEMA」という名前がつけられており、月末にあるフランス映画祭には、これを塗って行こうかな、と思ってる。