CINEMA STUDIO28

2015-08-05

Ozu trip / 茅ヶ崎館 一番の部屋





茅ヶ崎館。ずいぶん前に予約をして部屋を確保した後、食事などは滞在の少し前の連絡でいい、と言われていたので、10日ほど前に改めて電話。部屋割りの話になり、この部屋はこの2人、この部屋は広いからみんなでわいわいすればいいわ、など滞在者の内訳別に電話で決め、到着したらサイズの合った浴衣など置いてあって、さすが。電話の際、その部屋は○○さんが泊まった部屋ね、その部屋は・・・と説明いただく内容が、有名な映画監督や女優の名前ばかりで気分が上がる。





私が泊まったのは、一番の部屋。小津部屋(二番)の真横にあって、新藤兼人監督と奥様で女優の乙羽信子さんが泊まった部屋だとか。



ここ数週間ほど、若尾文子映画祭で観た映画が、どれも脚本・新藤兼人ばかりで、私は映画監督としてはあまり好きではないけど、脚本家としてはとても好きなので、やっぱり面白いなぁ・・・と唸ってばかりだったので、この部屋といい、何かしら新藤監督に呼ばれていたのでしょうか。眠ってるうちに、あの文筆能力の欠片でも、私に注入されていればいいな・・・(睡眠学習)。








庭に面していて、カーテンを開けっ放しで寝て起きたら朝、さんさんと射しこむ光が眩しかった。