CINEMA STUDIO28

2016-01-19

Fantastic Mr.FOX

 
 
週末、友達から借りた「ファンタスティック Mr.FOX」をDVDで観た。私が鳥類(ペンギン)の話をしていても、それよりも狐!狐!と、これを観てから友達は狐に夢中。観終わったら絶対 狐>鳥 になってるから!と言われたので、どれどれ…と。ウェス・アンダーソンが監督したアニメ。DVDパッケージによると「構想10年、撮影期間2年、総カット数125280 CG時代にあえて挑んだこだわりのストップモーション・ピクチャー!」人形をちょこちょこ1カットずつ動かしながらアニメにしていくのだ…ということも知らずに観たので、はぁ素敵な映画だった…と、流れでメイキングを観てみて驚愕。ウェス、どれだけこだわりの男なの…。
 
 
狐の夫婦、盗みで生計を立てていたけど子供が生まれたことをきっかけに、まともな職業に就く。しかし徐々に野性の本能が疼き出し、盗みまくる狐と、怒った人間のバトルに発展していく、という物語。狐パパもママもかっこいいのだけど、かっこいいパパや有能ないとこにコンプレックスを抱く思春期真っ只中の息子の描写が良かったな。特にこの、僕は小さいから!の場面。
 
 
 
そしてエンドロールでようやく、狐パパの声はジョージ・クルーニー、ママの声はメリル・ストリープだったと知った。はぁぁ、ぴったりのキャスティング。かっこいいはずである。メイキングで楽しかったのは、普通、アニメの声は一人一人がマイクに向かって自分のパートの声入れをするのが、この映画はキャストが集って演技しながら声を撮っていること。狐パパがバイクに乗るシーンの声、ジョージ・クルーニーは実際にバイクに乗ってるし、みんなで穴を掘るシーンは、みんな頭を揃えて穴を掘ってた。きらめくオスカー俳優が揃いも揃って片田舎で演技してるけど、その姿は映像としては使われない…という贅沢でユニークなつくり。映画館で観ればよかったなぁ!と思ったけど、すぐ特典映像のメイキングが観られるのはDVDの良さだわ。
 
 
これまでのところまったく縁のないハロウィンのイベントに今後、万一参加することがあれば、狐ママのコスプレをしたい。
 
 
狐の魅力はよくわかったけど、観終わって狐>鳥にはならなかったし(鳥とは長いつきあい)、狐パパがかつて鳥泥棒をして生計を立てていたという点については、!鳥に何すんの、狐!と思ったことを返却の際は友達に伝えたい。