CINEMA STUDIO28

2016-04-01

2016/4/1

 
 
4月1日。昨日まで空いてたメトロが今日は混んでた。通勤電車は霞ヶ関を通過し、夏になると官公庁勤務でサマータイムで早朝出社する人々が私より早い時間帯にごっそり移動するので、もうすぐまた空くだろう。あちこち移動し延べ150人ほどの前で話をしたので夜にはクタクタになり、しかし準備は整えたので這うように有楽町ビックカメラのSIMカウンターへ。手続きし、待機時間に無印に買い物に行っている間に、Softbankの電波が消えた。さようなら、10年以上のつきあいだったSoftbank。
 
 
iPhoneとiPad miniを回線契約していたので(PCを所有しておらずiPad miniで原稿書きなど含むすべてを賄っている)、この間、先にiPad miniを解約すべくショップに行ったら慰留トークが長く、疲れ気味の私はトークを途中で遮り「あの…普通に解約していただくことはできませんか?」と正気の欠けた目で訴えてみたら想定以上にドスが効いてしまったようで、若い男性店員は狼狽え、その後ほとんど無言で腫れ物に触るように見送られてしまった。今日はiPhoneの転出番号をなるべく誰とも話さない方法で獲得したいな…と思ったけど無理で、慰留トークが続き、マニュアルに沿って質問されているのだろうけど、転出の電話をかけてる時点でだいたいの人は心が決まってるんじゃないかしら。「心は決まっており説得無用」コースと「未練が残っており説得の余地あり」コースに分岐させ、私のような前者はプッシュボタンを押すだけにしてほしいもの。どうして次はどこと契約するかなんて別れる相手に伝えなければならないのかしら…そんなの風の噂にでも聞いてよ…と解約手数料(心底払いたくない)の説明を聞きながら、愛人に手切れ金払う男(イメージは田宮二郎)ってこんな気持ちかな…と途中から妄想の世界に足を踏み入れ説明はもはや耳に届かず、最後のやや芝居がかった「本当に残念ですが長い間ご利用ありがとうございました」で現実に帰還。電話を切るとSMSに届いた転出番号が、鍵はポストに入れておくわ〜って、そんな歌あったよねって感じだな、と思いながらメモ。自分の中で終わりを迎えた物事に対して、薄情なほど興味がなくなる私には面倒すぎる手続きだったけど、全体的に、面白い経験だったな。
 
 
新しいSIMを入れたiPhoneSEは、女房と畳は…という諺を思い出すぐらい、あっけなく快適。
 
 
映画の話をすると、西川美和監督の小説「永い言い訳」は夢中で読む面白さで、薦めてみたい人の顔がいくつか浮かぶ。映画館には3週間行けていないけど、この週末は行くつもり。DVDは「ナイトクローラー」と「キングスマン」を借りていて、どちらも名画座でもうまく捕まえられなかったので、観るのが楽しみ。